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2008/12/08 - レビューの補足



サイト公開に合わせて4点のレビューを書き下ろしましたが、そこに盛り込めなかった話も幾つかあるのでその補足を。

Crysis、Darwinia、S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl、THE iDOLM@STERか。まず全体的に見て自分の思い入れの強い物を持ってきたので、どれも基本的に褒めちぎってますね。他にも色々と書きたいタイトルはあるのですけれど、今手近に資料が揃っていたのがこれ等だったので、じゃあそれにしようという事で。

Crysis、S.T.A.L.K.E.R.は今更取り上げるかって位既に方々で語り尽くされた感のあるタイトルですが、それでもやはり近年の海外ゲームを捉える上では外せません。また今年にそれぞれの拡張パック的続編が出ているので、それを語るにもまずは本編を再度把握しておく必要がありました。

一方のDarwiniaは05年の作品ですが、未だ国内では殆ど認知されていないのではないでしょうか。少なくとも僕は話聞かないんですよね。ただその認知度とは裏腹にとても面白い作品だったので、今回レビューでまとめました。

とは言え、レビューの方でもあれやこれやと色々書いたのは良いのですが、結局の所Darwiniaって「兎に角雰囲気が良いんだよ!」としか言えない作品でもあるんですよねぇ、身も蓋もない話ですが。ああいうサイバーな雰囲気が好きか嫌いか。その一点でこの作品への評価は真っ二つに分かれてしまうでしょう。

ただそれが悪いとは思っていませんが、ああいう独りよがり感ってのが今のメジャーのゲームには無くなってきている。分かる奴だけやれば良いみたいな開き直りが、過去の海外ゲームにはもっとあったんじゃないかと思うんですよ。利益追求とは真逆をいく発想。しかし今はそうじゃないですよね。何がなんでも収益を確保しなければ息が続かない状況になっていて、もうあっちにもこっちにもアピールしまくりですよ。

くどいようですが、僕はそれが悪いとは思っていないし、寧ろそこに新しい発展の可能性もあるんじゃないかと楽しんでいる部分すらある。しかしメジャーがそういう状況になっている分、インディーズの作品にはますますそれとは対照的な価値を求められていくんじゃないか。そういう意味で、Darwiniaはとても分かりやすい作品でもあります。

Darwiniaのオープニング。これがズキューンと来るかどうかに全ては掛っている。

一方このラインナップの中で明らかに異彩を放っているタイトルが一つありますね。そう、THE iDOLM@STERです。洋ゲーじゃないし、PCゲームでもないし。また何よりこの萌えーって感じが明らかに他とは違う空気を醸し出していて、実際自分もここで取り上げるかどうか迷ったのですが、結局載せることにしました。だって面白かったんだもん。

多分このゲームをやっていた時が、今年のゲームプレイの中では一番充実していたんじゃないかなぁ。何せ夏の一ヶ月間、ほぼこれだけやっていましたからね。おかげで実績も900/1000も溜まりましたよ。

当然僕が洋ゲーマーって事があるから、あまりやらない和製ゲームに、それだけでオリエンタルな魅力を感じてたのもあったんじゃないかと思う。それでもあそこまでのめり込めたのは、あのやたらとシビアだけどバランス感覚抜群なゲームプレイがあったからこそのもののはず。

考えてみればTHE iDOLM@STERってのはつくづく変なゲームなんですよね。アイドル育成っていうテーマからしてオタク系、ビジュアル見てもやっぱり明らかにオタク系でしょ。ちょっと言い方汚くて悪いんですが、そういう物は普通見た目で釣って、中身は適当に済ませるものじゃないですか。買う層だってそういうものを求めているわけであって、アイドルとイチャイチャして、歌って踊らせられれば良いわけじゃない。寧ろそこに高い高いハードルなんかを設けたら、それが原因でクソゲー扱いされてしまう危険性もあると思うんですよ。でもそこを敢えてやった。しかもそれが売れた!って所がTHE iDOLM@STERの凄い所であり、また未だに理解できない所でもあります。

さて結構長々と喋ってしまいましたが、次はとりあえず今回取り上げたDarwiniaを除く3作の続編のレビューを手短に済ませつつ、Dead Space辺りでも書いてみようかと思っています。

でもその前に、PCの調子が悪い上HDDも一杯なので、新HDDへの換装をしなくちゃならないんですよね。開設していきなりですが、次のレビューには少し時間が掛るかもしれません。

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