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2010/06/18 - Alan Wake レビュー


Alan Wake レビュー

巷はE3で大盛り上がりですが、個人的にはピンと来るものは殆どありませんでした。任天堂の3DS関連がちょっと目を引いた位で、後は既に発表されている作品の続報や、新作でも何かの続編ばかり。PCゲーマーの居場所はとっくに無くなっていますが、もっと拡大してコアゲーマー全体からしても今ひとつ華が欠けていた気がします。展示規模は過去最大という事ですが、こういう祭典に出てこないiPhoneやソーシャルゲームが急成長している中、既存のゲーム市場の低調ぶりを証明していた様な気がしてなりません。

それはさておき、この間『Alan Wake』をクリアしました。本作を開発したRemedyは作品数こそ少ないですが、『Max Payne』、『Max Payne 2』と傑作をリリースし続けて、00年代前半は大きな存在感を放っていたスタジオです。本作の開発が初めて発表されたのが05年で、その後ゲーム性が大きく改められたりVista専用タイトルになったりと紆余曲折を経た後、最終的にXbox 360専用タイトルとして発売されました。初発表からは5年、前作の『Max Payne 2』からは実に7年ぶりの新作であり、今年のE3を欲求不満に感じるような筋金入りのコアゲーマーこそ大いに期待していた作品だったはずです。勿論僕もその一人でしたが、果たして7年間熟成された期待値を上回る出来だったのでしょうか。




2010/06/09- Hecatoncheir 2/ フンババジェット5秒前


約一ヶ月ぶりの更新です。滞っているというレベルじゃないです。ヤバイです。忙しくて最近はゲームも禄に遊べてやいない。しかしそんな状況の中、今月5日に行われたHecatoncheir 2というイベントに僕もちゃっかり参加しておりました。しかも当日は主催者のNEMOさんChimpamzeeさんのライブ配信に虎硬さんと共にゲスト出演もさせて頂きました。殆ど一方的に押しかけた様なものでしたが、今回このような機会を作ってくれた主催のお二方には厚くお礼申し上げます。

知らない人の為に簡単に説明すると、HecatoncheirとはPixivの創作絵描き向けのイベントで、参加者全員が共通のお題の下、決められた日に一斉に作品アップロードしようという企画。Pixiv内で創作絵描きは冷遇されている立場にありあますが、そんな彼等をHecatoncheirという共通の名詞を持った集団として打ち出す事で、創作絵描きという存在の認知度を上げ、立場向上を図っていこうというものです。

この企画が最初に行われたのが今年の一月で、今回が第二回目。僕は一回目の時は当日にその存在を知って悔しい思いをしたので、二回目が行われると聞いた時には速攻でエントリーしました。こういう挑戦的な企画は応援したいし、反対に現状の問題点を参加者の立場から検証したいという思いもありました。後は個人的にここ最近の鬱憤を晴らす場も欲しかった!こういう色々な思いがある中での参加でしたので、終わった後の思いも色々。今回はその辺を「自分の作品について」と「Hecatoncheir 2について」の二項に分けて書いていきたいと思います。


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