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2010/02/27- Welcome back to Rapture


『BioShock 2』をやっています。07年に発売され大ヒットした『BioShock』の二年半越しの続編。ここ最近は良いゲームが無くてモチベーションが下降中だったのですが、これは面白いですね。続編ながら久々に素直に楽しめています。

但し本作は続編と言ってもビルドアップ的なもので、大胆な変更点や新規性は皆無。全てにおいてあくまでも前作で築いたものを再びなぞっているだけなのですが、ビルドアップの精度は高いしRaptureの世界観は相変わらず魅力的なのでまだまだイケる。前作から二年半経ったにも関わらず流行り廃りが激しいこの業界の中で相変わらず通用するのですから、それだけ完成度が高いんだなぁとしみじみ思いますね。


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2010/02/17- 超えられなかった壁


『S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat』は三番煎じで新鮮味が無いし、色々と不具合があって快適に遊ぶ事すらままならないのでひとまず保留。という事でPandemic Studiosの『The Saboteur』をやっています。Pandemic Studiosと言えば『Star Wars: Battlefront』シリーズや『Mercenaries』シリーズで有名、日本でも『Destroy All Humans !』はそこそこ知名度があるのではないかと思うのですが、そんなこのスタジオも昨年閉鎖、本作が遺作となってしまいました。

その意味では感慨深い作品なのですが、しかしやってみるとこの内容では確かに閉鎖は止むを得ないかなぁという感じです。殆どの要素が他の作品と被っている上にどれも劣っている。一昔前はそれでも市場に取り入る隙間があったけど、今はもうそんな余裕は無く、少しでも外したら退場するしかない。本作はその様な時代に淘汰されていく中堅ゲームの典型の様に思えます。


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2010/02/05- パマギーチェ2010


今年もやって参りました。『S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat』の時間です。07年の『S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl』や08年の『S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky』に並ぶ、シリーズ三作目。ローカライズに手間取ったのか北米版の昨年中の発売は叶わず、一年のブランクが空いてしまいましたが、まずは無事リリースされた事を喜びましょう。

とは言え前二作に比べて明らかにメディアへの露出が少なくて、第一作が発売されてからもう三年近く経っているし、いい加減マイナーチェンジだけで引っ張るのはマンネリなのではないかと思っていたのも事実。そういうわけで本作への期待値はそこまで高くなかったのですが、実際やってみても期待以上でもなく以下でもなくという感じですね。


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2010/02/02- 安くて不味いか、それとも美味いか


えー更新が大分滞っており大変申し訳ありません。先月は芸術づくしって言うかもっぱら自分の作品に関する事ばかりだったのですが、今月からは平常運転って事でゲームの感想を書く作業に戻っていきたいと思います。

まぁ一月も別にゲームやっていなかったわけじゃないんですよ。トップのバナーにもある通り『Bayonetta』やっていたんですけれども、まぁ厳密にはちょっとやって殆ど放棄状態と言うか。国内外の評価がすこぶる高く、売り上げも好調という事で楽しみにしていたんだけど全然やる気にならないんですね。『Devil May Cry』から変わっていないとか、テクノロジー面が海外と比べると弱いとか、ゲームデザインがチマチマしていてセコイだとか・・・

この調子で『Bayonetta』の愚痴だけでも記事が一つ書けそうなのですが、それだと誰も喜ばないのでこれは保留。というわけで新年一発目の感想は『Assassin's Creed II』のDLCである『フォルリの戦い』と、フリーゲームの『Which』から始めたいと思います。


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