2009/12/30- 私的Game of the Year2009
今年も残すところ後僅かという事で一年の総まとめ、ゲーム界隈では恒例のGame of the Yearを僕も独断と偏見でやっちゃいます。ちなみに去年のまとめはこちら。前回はサイト開設間もなくてかなり適当に済ませてしまいましたが、今回はもう少し本格的に行いましょう。
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2009/12/28- 一度知ったらやめられない
『Avatar』を観てきました。元々Twitter用に感想を書いていたんですが、長文になってしまったのでこちらに掲載。寧ろTwitterを意識していた分ここのいつもの文章より簡潔かも?『Avatar』は現代(人間)から原始(ナヴィ)への転換を描いた作品ですが、テーマとしているのは実は全く逆、現代(アナログ・リアル)から未来(デジタル・バーチャルリアリティ)へのパラダイムシフトでしょう。
下半身不全の主人公が脳波リンクを使ってアバターという人造身体を擬似操作するが、それを用いて関わったナヴィの文化に心酔し、人間としての生活から決別する。ナヴィの文化は一見原始的ですが、しかしこれを作り物の映画として引いて見た時、それはフルCGで作られた極めてハイテクな世界であり、セット主体で描かれる人間世界の方がローテクなのです。
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2009/12/24 - Assassin's Creed II レビュー
Assassin's Creed II レビュー
久々のレビューです。前の日記では言いたい事を適切に書けなかったのでこれでリベンジ。前作のクソっぷりからは見違えるほど良くなっていて広く薦められる傑作です。
この調子で『The Path』や『The Void』のレビューも仕上げたいな。それにしても『The Void』ってそんなに難しいですかね?僕は序盤で一回ゲームオーバーになっただけで後は比較的安定してクリアまで行けたんだけどな。それに『The
Void』は管理すべきステータスが全部目に見えてる分やさしい方で、不可視なステータスも把握していかなければいけない『THE iDOLM@STER』はこれの三倍は難しい。とは言え周りと余りにも感覚が浮いているのは不味いので、その辺どうやって書こうかなー。
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2009/12/18- 継続は力也、歴史は偉大也
『Assassin's Creed II』をやっています。これは良い。前作は素材が良くても調理が最悪って感じで本当どうしようもなく、ここ最近のUbi
Montrealの傾向から考えても本作はまた偏屈な出来になるんじゃないかと危惧していましたが、良い意味で裏切られました。
最も素晴らしいのは前作の数多くの問題点や、それに対するユーザーからの不満を聞き入れ実直に改善を施している事。これは常に求められる事でありながらも実際実現できている作品は少ないのですが、そんな中本作はしっかりとした成果が出ていて素晴らしいです。
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2009/12/12 - インディーズゲーム三連発
前回のロシアクソゲー三連発に続き、今度は最近遊んだインディーズゲームを三つほどご紹介します。インディーズゲームというのはその名の通りアマチュアの人達や或いは小さな独立系デベロッパが開発したゲームの事で、日本での同人ゲームにあたる存在です。
概して小規模のプロジェクトばかりなので、グラフィックス等のお金が掛かる部分は大手と比べるとどうしても見劣りしてしまいますが、その代わりに大企業特有の商売上のしがらみに縛られないので、挑戦的で尖った作品が出てくる可能性もある分野。最近はメジャーゲームの大規模化に伴う停滞感やネットの普及により作品発表の機会が増えた事で、ここ二、三年で急激に規模が拡大してきています。但し他のどの分野もそうであるように、インディーズゲームも例に漏れずピンからキリまで。まぁ何はともあれ早速個々の作品の紹介に移りましょう。
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2009/12/08 - ロシアクソゲー三連発
更新滞っていて申し訳ありません。と言うのもここ最近は日記に書くほどのゲームを遊んでいなかったのですが、やりっぱなしなのも気が引けるので一種の供養としてレビューしようかと思います。しかしそれぞれ単独で書くほどのものでは到底ないので、全部まとめてご紹介。そういうわけでロシアクソゲー三連発です。尚これらのゲームは最後まで遊んだ訳ではありませんので、思い違いによる発言もあるかもしれませんがご了承を。
ロシアと言えばカジュアル化、コンソール偏重の欧米ゲーム市場に代わって、PCのコアゲームの新たなフロンティアとして注目されており、実際ここ最近は良作の出る割合も増えてきています。とは言えロシアゲームはまだまだ全体的なに見ると魔窟と呼ぶに相応しい非常に低質な作品が大半を占め、一つや二つの極めて異例的な良作に味を占めてあれこれ手を出すと痛い目に合います。そう、今回の僕みたいに。
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2009/12/01 - 「はい、アーン」を待っているだけ
『Call of Dury: Modern Warfare 2』です。プレビューの段階で既に今年のGOTY確定のような出来レースの中で発売され、初日で三ヶ国で470万本を売り上げエンターテイメント界の記録をあっというまに塗り替えた怪物タイトル。また本作は開発費高騰によるゲーム業界のハリウッド化を象徴する作品でもあり、猛烈なキャンペーンを展開して消費者を煽りに煽りまくり発売後一気に回収するその姿は、正に大量消費社会の権家そのもの。一方PCゲーマーからは彼等への冷遇的態度から反感を買い、これまた猛烈なバッシングを受けている真っ最中でもあり、今日のゲーム業界の功罪を様々な意味で一挙に背負った存在と言えます。
日本では12月10日にスクウェアエニックスから発売されますが、僕は一足お先にUS輸入版を入手。本作のPC版は国別の規制が掛けられていて日本国内ではアクティベーションが不可なのですが、僕はごにょごにょごにょして無事遊んでおります。この辺は各自調べてください。
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